パレットについて

あったらいいなの子育て支援

2000年、横浜市青葉区の子育て状況

横浜市青葉区は、若い核家族の多い地域。1999 年当時の青葉区には、子育てで困ったときに相談したり、頼れる子育て支援サービスを提供する場所はほとんどなかった(障がいを持つ子どもを育てる親にとってはさらに)

青葉区を子育てしやすい町にしたい

障がい児も含めた子育て支援のためのサービスを市民事業として生み出したい「次の世代に子育てで同じ苦労はさせない」という熱い思いからの出発から、2000年ワーカーズ・コレクティブパレット設立

10年先、20 年先も「今、何が必要なのか」しっかりとアンテナを張って子育て世代の「あったらいいな」という声を受け止め、実現していく

パレット設立趣旨


少子高齢化が大きな社会問題となり、ようやく「子育て支援」の必要性が叫ばれるようになりました。横浜市でも横浜型保育室の普及などの対策を行っていますが、ニーズの掘り起こしにはなるものの、待機児童の数は減少していません。また多様化してきた保育のニーズに応えきれない現実があります。昨今の幼児虐待や過熱する早期教育など、子育ての周辺には様々な問題が浮き彫りにされてきています。女性たちの社会進出が進む一方で、核家族化や情報過多等で難しくなった子育てがますます女性たちを追い詰め、子どもを産み育てていくことへの不安を募らせていく状況となってきました。そこで、私たちワーカーズ・コレクティブパレットは、地域の中で助け合うことを目的に、母親の視点に立った「子どもミニディサービスまーぶる」を非営利の市民事業として2000年3月にスタートしました

窮屈になった母子関係のクッション材となり、小さな集団ならではの良さを活かし、細やかな関わりが出来る場所として、第二の家族のような環境づくりを目指しています。仕事だけではなく趣味や社会活動、レスパイトなど女性たちの様々な生き方を応援していきたいと思います。

また、まだまだ不十分な障がいのある子どもたちへのサービスにも門戸を広げ、昔の大家族のような役割をする地域の人たちと共に共存する場所として利用をしていただいています。この4年間ワーカーズ・コレクティブという新しい価値を生み出す働き方によって、各々が主体的に働き、メンバーも常に共育の関係をつくってきました。この経験を活かし更に社会的責任を負い、地域の様々な団体や個人と協力し安心して子育て出来る地域づくりをしていきたいと考え、特定非営利活動法人 ワーカーズ・コレクティブ パレット を設立します。

2004年7月10日

*W.Co(ワーカーズ・コレクティブ)は 、地域に暮らす人たちが生活する視点から地域に必要な「もの」や「サービス」を市民事業として事業化するため出資し、経営し、労働を担う新しい働き方の組織です。

パレットのあゆみ

1999年 子育て支援のサービス事業作り開始
(呼びかけ、拠点づくり、研修など)
2000年

ワーカーズ・コレクティブパレット 設立総会
「子どもミニディサービスまーぶる」OPEN

庭付きの戸建てでオープン!
●働いていてもいなくても
●障がいがあってもなくても
理由の如何を問わず、0 歳~学童まで、できる限り断らないをモットーに
いつでも誰でも理由を問わず預けることができる保育室。

2002年
「親と子のつどいの広場ぴよぴよ」OPEN 
「まーぶる」の2階でスタート。親子がいつでも気軽に来て、情報交換や友達づくり、相談ができる居場所
2004年 「パレット学童保育室いるかくらぶ」OPEN
学童保育の子どもの増加に伴い、地域に働きかけ、運営委員会を組織。
子どもの増加に伴い、102号室へ引っ越し。
2005年 「いるかくらぶ」&「ぴよぴよ」移転
子どもの増加に伴い、いるかくらぶがオークタス蕪木105号室、
ぴろぴよが 102 号室へ引っ越し。
2006年 「青葉区地域展開型子育て支援拠点」OPEN
青葉区の委託を受け、「大場地域ケアプラザ」の2階に事務室を置き運営スタート。

「市ケ尾第三公園愛護会」再生
まち普請事業への応募をきっかけとして第三公園愛護会を再生し、パレットが事務局を担当する。

「まーぶる」出張保育・休日保育開始
2007年 「まーぶる」移転
耐震診断の結果を受け、より安全な保育を目指し移転。
2008年 「まーぶる」
横浜市リフレッシュのための一時預かりパイロット事業」を受託。横浜市のモデル事業として、市との協働の中でいろいろな分野から検証。預かりは生後 57 日からとなる。
2009年 「横浜市乳幼児一時預かり事業」を開始
パイロット事業は横浜市補助事業として「パレット」はじめ市内の4か所で運営されることに

「パレット10 年まつり」開催
市ケ尾小学校で開催 参加者約 1000 名。

2010年
「パレット家庭的保育室なないろ」OPEN
家庭的保育事業を受託、青葉台に保育室を開設。(榎が丘 14ー3 サンクレスト 105)

「おやこのおへやぶーぶーしえすた」OPEN
青葉区プレつどいの広場として開設(美しが丘1ー12ー24 あおばフレンズ)2011年3月まで

2011年
「親と子のつどいの広場ぶーぶーしえすた」OPEN
横浜市親と子のつどいの広場を受託し、「ぶーぶーしえすた」を開設(美しが丘 1ー12ー18 第五松美 101)

「青葉区地域子育て支援拠点ラフール」OPEN
青葉区の委託を受け、区との協働で運営を始める。青葉台1ー4 6階

2012年 「まーぶる」青葉区ママパパ応援ホッとひといき事業開始
2013年
「子育てタクシー」運行開始
神奈川都市交通
と協力して青葉区に子育てタクシー運行。
全国子育てタクシー協会    https://kosodate-taxi.com/
2014年 「横浜子育てサポートシステム青葉区支部」移管START
青葉区社会福祉協議会より青葉区地域子育て支援拠点ラフールに移管、運営を始める。
2015年
「パレット家庭的保育室なないろ」
家庭的保育室から小規模保育事業となり、運営を始める。
2016年 「パレット一時預かり保育室なないろ」
「青葉台に一時預かりを」の声に応え、小規模保育室併設型乳幼児一時預かり事業としての
「パレット一時預かり保育室なないろ」を始める
2017年
「ぴよぴよ」移転
あざみ野2ー4ー8 カルドあざみ野南 207 号室に移転する。
2018年 「青葉区地域子育て支援拠点ラフールサテライト」OPEN
区内2箇所目の青葉区地域子育て支援拠点ラフールを市ケ尾町
1152ー25 で開始。運営を始める。

ラフールサテライト

「もみじの家」活動支援START
国立成育医療研究センター医療型短期入所施設「もみじの家」の活動支援を開始。
もみじの家

2019年 「いるかくらぶ」運営移管START 運営委員会からパレット法人へ移管し、運営を開始する。
いるかくらぶ

「パレット20 周年」開催
青葉公会堂にて映画上映、ワークショップや説明会などを実施。
パレット20周年

2020年 「青葉区役所見守り事業」START
 青葉区から区役所での相談時の見守り事業を受託、運営を開始する。
2021年 「フードパントリー」START
コロナ禍で支援の必要な人へ食糧を届ける活動を開始。
各事業所で隔月で食糧を集め、配布している。
フードパントリー1
フードパントリー2フードパントリー3

フードドライブ(偶数月1日~末日)⇒フードドライブチラシはこちら
フードパントリー(奇数月第2土曜日) ⇒フードパントリーチラシはこちら

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